2018年02月26日

BL小説「もういいかい、まだだよ」


もういいかい、まだだよ

栗城偲さん作BL小説、妖怪ものです。
栗城偲さんは前回読んだ小説がほのぼのだったので今回もほのぼの期待で。
前回の記事はこちら→BL小説「家政夫とパパ」

>>江戸時代、ろくろ首の春宵は、人間の友人、弥一郎と楽しく遊ぶ日々。しかし、弥一郎は病にかかっており先が短い身。とうとう死の床についた弥一郎を春宵は助けようと・・・・

出だしは江戸時代から始まります。
春宵は人間が好きなんですね。
妖怪なんだけど素直な性格の妖怪です。
で、純粋に良かれと思って、死にかけている弥一郎を助けてしまう。
ところが、それがもとで弥一郎とはダメになっちゃうんです。
そして時が流れて現在の東京・・・・・。←こっから本編

現在の東京では大学教授の家に居候しながら教授の助手をして、人間に紛れて暮らす春宵。
ところがその大学の学生に樋野という、弥一郎にそっくりな学生が・・・!
思わず声をかけ、無理やり同じバイトを始め、お近づきになる春宵。
無邪気な春宵、明るくってかわいいな
対する大学生の樋野君は、最初無愛想にしているものの、根は素直でまじめな大学生、って感じです。
弥一郎の子孫ではないかと疑う春宵ですが、真相はなかなかわかりません。

実は自分はゲイだと真剣に告白してくれた樋野君に対して、自分も真剣に秘密を打ち明けなければ、と春宵は「じつは俺は妖怪」と打ち明けます。
ここ笑うとこ(笑)
春宵がカラッとしていてかわいいんですよ〜
意外とあっさりと二人はおつきあいするようになりますが、ここから妖怪ならではの悩みが・・・?

妖怪ものといっても、ぜんっぜんおどろおどろしいところはなくて、ほかの妖怪たちも出てきますが、みんな可愛いほのぼの妖怪ばっかりで、ハートフルなお話でした。
春宵もあんまり人外ぽいところがなくて、人外ものが好きな方は物足りないかも。
逆にそういうのが苦手な方には、ちょっとかわいいほのぼの妖怪BLってことで違和感なく読めると思います。

番外編では歳を取っちゃった樋野君視点のショートなどなど。
妖怪と人間では寿命が違う、というところがクローズアップされてます。ちょっと切ないですね。
番外編ショートでちょっぴりしみじみした読後感になりました。
全171ページ。
イラストは小椋ムクさん。
小椋ムクさんの描く妖怪かわいいな
「てのなるほうへ」のスピンオフらしいのでそっちも後日読みたいです。

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タグ:和風 人外
posted by f at 15:46 | Comment(0) | BL>ボーイズラブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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